ガジェットまみれ生活

オッサンエンジニアの備忘録。 ネットで調べたけどそのままでは上手くいかなかったりとか、前例がなかったりで少々ハマッたり楽しかった事を綴るブログ。デジモノだけじゃなくノージャンルで思ったことや経験を発信する。

廃棄寸前のスピニングバイクと初期投資500円でZwift体験

Zwiftって聞いたことあるだろうか?

 

まぁ最近まで私も聞いたことなかったんだが、バーチャルの世界で自転車のトレーニングができるオンラインゲームみたいなノリのものらしい。ボチボチとtwitterfacebookで見かけるようになってきたのでとりあえずオフィシャルの紹介ビデオを見てみたら、これがカッコいいし面白そう。

 


 

真面目に走りに行くには結構時間が必要だし、かといって室内トレーニングは退屈だ。でもZwiftなら1時間程度のちょいトレが楽しくできそうな予感。さっそく無償トライアルを体験すべく必要機材のチェック。最低限必要なのは以下の3点セット。

  1. それなりに新しいPC (Win or Mac
  2. 何等かの室内用サイクルトレーナー
  3. スピード、ケイデンス、心拍、パワーなどのセンサーと受信機

 

各々の詳しいスペックは公式サイトに譲るが、PCはここ5年くらいの間に新品で購入したものなら多分大丈夫だろうし、センサーも普段自転車に使っているものがそのまま使える。受信機はセンサーがANT+ならUSBドングルを買えばいいだけだし、bluetoothならiPhoneにアプリを入れるだけでいい。

 

問題はサイクルトレーナーだが、仕組み上はペダルが漕げてタイヤが回ってスピードセンサーが反応すれば、あとはZwiftがzPowerという仮想の出力パワーを算出してゲーム内の自分を動かしてくれるハズだ。最近出番のほとんどない安物のスピニングバイクにもう一度活躍の場を与えよう。

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センサーステイをDIY

お金かけてすぐに飽きてもイヤなので、スピード&ケイデンスセンサーを取り付けるステイを自作してトライアルをして見る事にする。もちろんパワーセンサーなんて高級なものは持っているワケがない。材料は手元にあった塩ビのパイプとホームセンターで探しあてた「立管バンド」なるパイプステーと汎用ステーを組み合わせてこんな感じに。

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計測用のマグネットは100均で売ってる超小型の強力マグネットをタイヤの外周部とクランクの先っぽにつけて両方のセンサーが正しく動作する事を確認。トータル500円以下で検証環境のH/W作成終了。

 

 

 

Zwiftのセットアップ

まず最初にPCにZwiftのソフトをインストールしないといけない。公式ページの無償トライアルボタンを押してダウンロードしたZwiftSetup.exeを管理者権限で実行するだけ。現時点では全部英語だけどポチポチとNextボタンを押すだけなので何の問題もない。セットアップ画面はどうせすぐに変更になるので割愛。初回起動時はアップデートにかなり時間がかかるので、この間にユーザー登録を済ませる。こんな画面で出てくるので必要な項目を埋めてアップデートが終わればアプリが起動する。体重とかは後でも変えられるので適当に登録して大丈夫。

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起動すると簡単なチュートリアルが表示される。ANT+ドングルが見つからなければその旨表示が出てセンサーの設定画面に進む。とりあえずiPhonebluetoothセンサーを使うつもりなので、ここは一旦PCのアプリケーションはこのまま放置。多分ANT+のドングルを使う人はこのままペア出来ちゃうんだと思う。

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iPhoneApp StoreをZwiftで検索してアプリを入れたら、先ほど作成したアカウントのメールとパスワードでログインする。このときiPhonebluetoothはONにしておく。しばらくするとPC左上にあるモバイルっぽいアイコンがグレー→白に変わってiPhoneとPCのアプリがお互いを認識した状態になる。

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ここまできたらセンサーのペアが出来る。Speed Sendor + Classic TrainerでSearchを押してWahoo BlueSCが表示されたら選択してOK。

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続けてサイクルトレーナーの選択画面になるので、目いっぱい下までスクロールしてotherを選択してOKでスピード&ケイデンスの設定は完了。もちろん自分の持ってるトレーナーがリストにあればそれを選択すれば良い。

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心拍も同様にして追加すればOK。準備完了、さあ、いよいよ体験ライドへ・・・

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と思ったけど、長くなったので続きは別ブログで。